中日を過ぎると早い。あれれと言う間に千穐楽へまっしぐらだ。
松竹新喜劇の中にポコンと混ぜて頂いて、貴重な舞台を経験させて頂いている。
初演では、大関 雷(いかずち)の役を小島秀哉さんが、酒飲みの和さんを
小島慶四郎さんが演じられたと聞いた。役者の個性で演じ方は萬通りあるだろうが、
是非観せていただきたかった。
「大人の童話」三場(奥の部屋)一億円の宝くじが当たったことにしようと
皆が相談しているところへ、突然ボクの福造が帰って来て大騒ぎになるという場面。
何を間違えたか、きっかけの台詞より早く帰ってしまって皆びっくり。違う意味での
大騒ぎになってしまった。さて緞帳が降りて文童さんに謝ったところ「何を言わはり
ますねんな。そんなんが楽しいんです。それが喜劇でんがな」と一笑された。
”何があっても受けまっせ”という事か。
毎日が勉強の今月。楽しや六月。