東京タワー

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リリーフランキー著「東京タワー」がええよ。
”オカンとボクと時々オトン”いう副題がついてるようにリリーさんの(本名は中川雅也さんかね?)両親への思いを実に丹念に書き綴ってる。
声を出して笑いながら次の瞬間には涙が溢れ出てね。新幹線で鼻すすってたら、隣のおばあさんが、黙ってティッシュ差し出してくれはった。本読んでこんな笑て泣いたん初めて「誰や知らんおばあちゃんありがとう」
後半は自分の母とだぶってきてたまらんかった。
”オカンの人生を切り分けて僕がいる”
 ”いつか本当にやってくる事、確実に訪れることがわかっている恐怖、ボクが一番恐れている事” オカンは母、九州の母はたくましくて優しい。僕のオカンもそうやった。もっと親孝行したかった。もっと話聞いてあげたかった。もっと温泉連れて行きたかった。
”たわむれに母を背負いてそのあまり 軽さに泣きて三歩あゆまず”(石川啄木)
是非読んでよ。440というページ数はぐっとくるけど、完読した人だけが得られる感動がある。心が洗われるよ。優しくなれるよ。ところで東京タワーのライトの色、冬と夏で色違うの知ってた?

by teruhiko_saigo | 2005-11-28 03:14 | その他 エッセイ