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楽しいお店

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「わかば」で大阪のNHK通ったでしょう。
天神橋の交差点に、あの頃もあったはずやの この店。
”もうあかん やめます”
”店じまい売りつくし!”
”安い きて見て!!” ”靴の○○○○”
まだあるのよこの店。閉めんと。

タクシーの運転手さんに聞いた。
「店じまいて毎晩しまんがな」うん、そらそや。
そう言うたらこの看板も相当年期いってるよね。
「大阪はあんなんはよろしい、シャレのうちや」
「食べもんはそうはいきまへんで」
「安うて当たり前や、安うて旨もなかったら
 みんなしてそこらじゅうにしゃべりまくったんねん」
恐ろしや…このシャレの深さ。愛すべき街やないですか。
大阪来たらホッとするのわかるね。
極度の冗談と真面目が皮一枚で擦りあってるんよ。
麻雀の下がええね。
”シークレット”の「ット」を隠して”シークレ○○シューズ”
”サイズ、デザイン豊富!!”
”シークレット中敷”と”背の高くなる靴”は別物?
”換金セール”?靴を金と換えるんが靴屋さんでは?

いっぺん中覗いてみたい、ここのご主人大好き。
ええなあ大阪。”シークレット中敷” 絶対欲しい。
by teruhiko_saigo | 2006-07-28 12:24 | その他 エッセイ

陶芸…この愛おしき世界 <2>

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それぞれに削りを入れて好きな形にしたら
素焼きする。これは釉薬をかける際に作品が壊れんように
15時間程かけて焼くんよ。数日したら絵付けをしたりして
釉薬をかける。今回は白マット釉と石灰透明釉の2種類施釉した。
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李さんのエプロン借りてせっせと作業する陶芸おじさん。
ただただ、このタンブラーで焼酎飲む日のために。
否応にもひたむきさが伝わってくるよね。
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さあいよいよ窯入れよ。焼き方は還元焼成。
窯の温度は1250度まで、電気窯で16時間かけて焼き上げる。
まだん陶房は住宅密集地で煙や音が出る灯油窯やガス窯は使えないけど
どうしてどうしてびっくりするくらいええもんが出来るんよ。
開講時間内なら、好きな時に行って自由に作れるのええよね。
焼酎呑んだら旨かろうね。ああたまらん。
by teruhiko_saigo | 2006-07-24 17:23 | 陶芸

駅弁

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駅弁との最初の出会いは家出した15歳の夏。
鹿児島〜大阪、急行高千穂。
新聞紙を敷いたデッキで食べた駅弁。
トンネルくぐる度にご飯がすすだらけになって
ジャリジャリ音立てながらもひっぱがして食べた。
「成功するまでは帰られん」
すすの食感と涙で何とも言えん味やった。

新幹線が全国統一展開した時から駅弁が淋しなった。
それでも、その地方によってがんばってる駅弁もある。
前にテレビでも紹介したことあるけど、
新横浜で売ってる崎陽軒の”シウマイお弁当”710円
もっとデラックスな弁当もあるけどこれが最高。
駅弁に一番大事なんはまず”飯”
どこの飯か知らんけどちゃんとしてる。
5個のシュウマイに辛しと醤油かけて、
まず卵焼きをつまんで、シュウマイを口にする。
蒲鉾、筍、鮪の照り焼き、鶏の唐揚げを飯とからめながら
デザートの杏でフィニッシュ。

新横浜からいきなり食べ始めると熱海過ぎる当たりまで
トンネルばっかり。もうちょっと余裕見て、
太平洋が望める頃、やおら開き始めると
楽しめるんかな。
by teruhiko_saigo | 2006-07-23 01:14 | うまいもん

札幌ええね

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札幌行って来た。
ゴルフ番組。珍しいでしょ。
お世話になった方が札幌に転勤されての依頼。
久しぶりにお会いできて嬉しかった。奥様もお元気で何より。

心配された雨も、ゴルフ場以外はザーザー。
ほんま晴れ男やね。終わった途端に降り出すんやから。
晴れ男は本番男。普段ひどいゴルフしてるのに、
カメラ回ったら、それなりにちゃんと見せるんよ。
もっとも、一緒に回ってくれた斉藤プロ(右端)に教わりながらの
プレイやからね。すぐに役立つワンポイントレッスンよ。

司会が渡辺正行君で、ゴルフガールズ+レッスンプロとの対決。
ワンホールだけ負けたけど、上々の出来。

収録後はお宅にお邪魔して奥様ご自慢の家庭料理に蟹三昧。
それはリラックスした一日やった。

テレビ北海道  「気分はナイスショット」
8/7,14,21,28 月曜 18:30〜北海道のみの放送
by teruhiko_saigo | 2006-07-19 18:14 | TV

赤ちょうちん”太郎”

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経堂の居酒屋”太郎”のご主人は鹿児島の先輩。
一度あのカウンターに座るとみんな癖になるほど
居心地がいいらしく、いつも賑わいでる。

店の作りはいかにも赤提灯のお店やけど
大型冷蔵庫が店の象徴みたいな位置に鎮座まして、
開閉するたびに整然とした内部が見え、几帳面で
きれい好きなご主人の姿勢がうかがえる。
一流割烹で修行したご主人と青森でナンパされた
おかみさんとの愛の連携カウンター。

刺身、焼き魚、揚げ物、何でも旨くてリーズナブル。
餃子、炒飯と特製ドライカレー。納豆、山芋、おくらを
混ぜ合わせた”ねばねば御三家”は評判のメニュー。

鹿児島、青森夫婦に三人の子供。
長男秀人君と長女次女。長女の淳子さんの結婚式に
僕たちも参列し、夫婦は介護の仕事でがんばっている。
写真の赤ちゃんは次女彩子さんの子で満留家の初孫
”美結”(みゆう)ちゃん。
ご主人、おかみ、彩子夫婦、奥は常連のおっちゃん。

可愛いね。たまらんね。ご主人病院で涙流したそうな。
孫ってそんなにええもんかね。
あかんあかん…こっちも近い。おじいちゃんは…いややで。

赤ちょうちん”太郎”03-3426-5588

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by teruhiko_saigo | 2006-07-17 17:18 | うまいもん

”不味い!”

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小泉武夫さん。
東京農大応用生物科学部教授にして、農学博士。
この方の跳ねる文章が好きでね。
本屋さんで見つけました”不味い!”新潮文庫

自称ジュラルミンの胃袋を持つ小泉さんが
世界中を食して運良く(?)巡り会った”不味いもの”とは?

”人が美味しいものを食べたいのは当たり前のことで、
不味い者を自らすすんで求める人など居ない。
つまり「不味い」という負のそれは「美味しい」という
言わば正の食文化に対して、攻撃的にして破壊的、
否定的性格を持ったものであり、「不味さ」は
それが故に、常に標的となる宿命を持ったものなのであろう”
(文中より)

羊の小腸に血を詰めた「血の腸詰」はモンゴルの平原。
「カラスのろうそく焼き」は東北のとある湯治場。
世界一臭い魚の缶詰「シュール・ストレミング」はスウエーデン
この臭さをセンサーで計ると、韓国のえいの発酵食品"2230"に対して
ストレミングは"8070"想像つかん臭さやね。

我々ならば「あかんわ」と退散するところを不退転の決意で
胃に収め、不味さを分析し研究材料にしてしまう。そこが小泉先生
たる所以。そのひたむきさに感動すら覚える。
虫、蛇、カラス…いややいややと言いながら
ずるずると小泉ワールドに引きずり込まれた。

カラスだけは堪忍して欲しい。それだけは食えん。
by teruhiko_saigo | 2006-07-11 16:00 | ブックレビュー

陶芸…この愛おしき世界 <1>

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陶芸はええよ。最近は教室に男生徒が増えたね。
何作ろかな?そうそう、頼まれてた”焼酎ぐいぐい飲み”にしょ。
久しぶりやとお尻が痛い。12個出けた。
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失敗2個。応急処置で復活。何とかなる。
結構時間かかったけど 、夢中になる。何も考えない。これがいい。
今日はここまで。3日くらいおいてちょっと固まってから削りを入れる。
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休みやのに李さんまだん陶房開けて下さった。
「おおきにです」陶芸の後は酒が合う。”黒白波”で乾杯。
OH! 至福の時やね。
by teruhiko_saigo | 2006-07-08 23:50 | 陶芸

ダッチオーブン


”笑っていいとも”で「家庭にダッチオーブンが3つ以上ある人?と聞いたら、回答ゼロ。
1つでも?には…2名。まだまだ浸透してないダッチオーブンやけど。
焼く、煮る、炒める、蒸す、揚げる、炊く、スモークする。
キッチンでもアウトドアでも本当に便利なんがこれ。

けど維持するのは結構大変よ。
鉄やからね。錆びるし、割れるしね。使用前、使用後
大事にしたげなあかんのよ。洗剤使えないから、竹べらでこそぎ落として
火で水分を飛ばしたら、オリーブオイルを塗り込んでまた火で飛ばす。
これを繰り返し、何年も経つと、じわじわ黒光りして貫禄が出るらしい。
母国アメリカでは、使い込んだダッチオーブンが父親の宝物で、
子へ孫へ伝わって行くらしいよ。
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僕がもってるのはLODGE社の「キャンプダッチオーブン12インチ」
「スキレットカバー付き9インチ」「サービングポット8インチ」
スキレットはステーキ焼いたら最高。
サービングポットは鍋焼きうどんなんか出来上がりをそのままテーブルへ。
いずれもガス、電磁OK。

で、料理の腕前はと聞きたいよね。ベランダにツーバーナーという
ホワイトガソリンを使うコンロが置いてあって
ここが、西郷シェフの調理場。

初めて料理したんが”タイ風カレー”
これ、カレー粉から作るやつで、レシピ通りの食材が揃わなかったり、
アバウトなレシピで大失敗。
途中で市販のカレールーを混ぜたりして、何とか食卓に乗せたけど。
大不評。吐き出さず食べてくれる家族の、何といじらしいこと。
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そして、写真の”ブイヤベース”これはいけたね。
けど経済観念がないからね材料は高こついた。
食べに行った方が安かったかな。
”パエリア”も簡単に上手に出来た。
メニュー増やして、ダッチオーブンレストランでも開店するか?
by teruhiko_saigo | 2006-07-03 13:25 | うまいもん

たかが蕎麦と言うけれど

蕎麦嫌いな人ってあんまりおらへんよね。
寿司と蕎麦は毎日でも平気。関西はうどん、関東は蕎麦やね。
この間取材で行った目黒のおそば屋さん、良かったよ。
目黒通り油面の交差点、花屋の角を右へ曲がって二筋目の右側。
へえこんなとこに?あるんよ。閑静な住宅地に、手打蕎麦処”紫仙庵”
手打ちやね。ええ腰加減でたれも良し。
紫陽花咲き誇る庭、かすかなお香の香り、日本の夏ですね。
このまま昼寝でもと、くつろげる大人の空間…ええね。

まずは”さしみはんぺん”食べ物の味文章で表すのてほんまに難しい。
はんぺんがさしみしてるんよ。とにかく。
”鰊(にしん)の京煮”
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こんなん出されてお茶というわけにはいかんよね。
日本酒でしょう当然…昼も夜も夜も昼も。

”かぼちゃの印籠煮”くりぬいたかぼちゃに生姜汁、鳥の挽肉、パン粉、卵、
旨いことするね。
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と来て、主役の登場。
”十割せいろ”900円。見てよ。そばが呼吸してる。この艶…。
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もう一枚お代わりして、仕上げは”いちじくのワイン煮”
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隅々までご主人のこだわりが行き届いた粋な店。
月火がお休みで、火曜日は蕎麦打ち教室。
昼の部、午前11時45分〜蕎麦終了まで
夜の部、午後6時から8時30分まで(要予約)
03−3712−8555
by teruhiko_saigo | 2006-07-01 13:14 | うまいもん

西郷輝彦本人による徒然日記


by teruhiko_saigo
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