愛しき作品たち。

見るだけのクリスマスプレゼントですが。
朝鮮唐津の皿。
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織部の皿。
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朝鮮唐津の小鉢。
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いずれも、塚本治彦先生の窯で焼いて頂いたものです。
自分の作品がこんなに素晴らしく仕上がるとは、まさに夢見る心地。
近く放送になる「二人の食卓」で料理に使いたかったけど、サイズが合わず残念、しかし食卓にちょこんと登場。
ボクの料理を食べるのは高島礼子さん。
番組も乞うご期待ということで。

# by teruhiko_saigo | 2011-12-25 17:21 | 陶芸

我が独立せしあの日を。

15で家出して独立したボクは、本当にたくさんの方々のお力を得て今日まで生きて来ました。
裏切った事も裏切られた事もある。けれど裏切った事の方が多いかもしれない。そんな綱渡りのような生き方の末に、今こうして芝居に歌に、毎日を楽しませてもらっています。来月の台詞を覚えながら
明日のレコーディングに悶々としている。本当にしあわせ!20歳の長女はアメリカへ旅立ち
3女が今日15歳の誕生日を迎えました。オムライスとアイスケーキの誕生日。ああ、いい夜だなと…。

# by teruhiko_saigo | 2011-12-03 23:41 | その他 エッセイ

スイーツ。

焼酎しか呑まないと思われがちだけど、ワイン、ウィスキー、日本酒、実はアルコールが入ってれば何でもOKなのだ(ヘアートニックは呑まない)で、当然甘いものも。先日鹿児島で見つけた純喫茶でいただいた。オレグラッセと生チョコのケーキ。こんな一時も貴重だよね。
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# by teruhiko_saigo | 2011-11-10 17:30 | その他 エッセイ

美しい街金沢。

鹿児島から大阪を経て辿り着いた金沢。
いつ来ても美しい街だ。

早速旨いものをと街へ繰り出す。
今日、蟹が解禁と聞いたからだ。

いも焼酎をお湯で割って、黒じょかで出してくれるのも嬉しい。

小ぶり、かさご、のど黒に続いて、
メインの登場!「香箱」蟹の最高峰!
堪能しました!明日の公演は蟹パワーで。
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# by teruhiko_saigo | 2011-11-08 09:41 | コンサート情報

桜島のマグマ。

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故郷鹿児島の養護施設の子供達の役に立てないかと、県内、また県外のおじさんたちが始めた「薩輝会」が今年で十周年を迎えた。

県内13箇所の施設をまわり、子供達の欲しいものを届けるのにあと3年かかる。

でもお陰さまで、あまりやらなくなったゴルフを始めた。東京在住の同級生達と、事あるごとに
帰郷するようになったからだ。

そして今回は中学校の同窓会に出席し、市長から「ふるさと大使」も拝命した。
デビューして以来、歩く観光課長と自任していたので、もちろん望むところだ。

県内の焼酎酒造さんからコマーシャルのお話も頂いたけれどお断りしたこともある。
色んな酒造のおやじさん達と懇意にしているからだ。焼酎組合のCMならいいのにな。

15年間、育んでくれた桜島のご機嫌が悪く、毎日のように市内に噴煙を飛ばしている。
道路からまき上がる灰にコンタクトをしている人々は誠に痛々しい。

訳の分からぬこの世の中に桜島の怒りがマグマとなって沸々とたぎっているのだろうか。
西郷南洲ならどう薩摩を守り、国をどこへ導くだろうか?

薩摩人として、日本人として是非ご教授願いたいところだ。

# by teruhiko_saigo | 2011-11-07 23:19 | その他 エッセイ

無我ちゃんへ。

竹脇無我さんお別れの会で友人代表としての言葉です。

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無我ちゃん。

来年の明治座、新歌舞伎座。一緒に舞台に立ちたかったね。

15年前名古屋で、うつ病に負けそうになってたあなたと舞台に立った。
その公演中に僕の方が腸閉塞を患ってしまって、泣く泣く舞台を降板したんだけど、
僕の病室に、千穐楽を終えたあなたが入って来た。そして、照れ臭そうに
「輝ちゃん、俺が、そこにいなきゃなんないのにな」って、東京へ帰って行った。

お父さんが自死された47歳。その歳の誕生日を迎えるのをあなたは恐れていた。
でも松山英ちゃんも、井上孝雄さんも、僕も、皆必死であなたを守った。
あの時、あなたはお父さんの事を乗り越えたんだよね。

それから五年経ってからなんだよ、うつ病という病気にかかったのは。
そして孤独な闘いの末に、見事に鬱病を克服した。
そして、さあこれから晴れ晴れとした竹脇無我を見せてもらえるな、と思ってた矢先、
何でかな、急ぐように行ってしまった。

ま、いいか。芝居のダメ出しは、森繁の親父さんにお任せすればいいし、
細かい事は、松山英ちゃんに頼んだらいいしね。

とにかく、そっちの方が仲間沢山いるんだから、
あなた流のマイペースで皆さんと仲良くして下さい。

長い間、僕のようなものと仲良くしてくれて嬉しかった。
無我ちゃん、ありがとう!
無我ちゃん、本当にありがとう!

# by teruhiko_saigo | 2011-10-06 13:45 | その他 エッセイ

ちゃんばら危うし…

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博多座公演あと7回という、肉体的限界と、嬉しや解放近しの複雑な楽屋風景に、こんな子が
乱入した。「magic music rabbit」香港製。USBで電源を入れ、iphoneをつなぎミュージックオンにすると、スピーカーになり、なんとウサギ君が音楽に合わせて踊りだす。笑った笑った。あまりの可愛さに、みんなの笑顔。実はこれ、今客席で観劇している。ボクのちびっ子ファン、優良ちゃんからのプレゼントなのだ。小学生。一番前の席で一生懸命舞台に目をこらしている。♪おーおくおーおくおくのおくー♪大奥の掟が理解出来るだろうか?優良ちゃん、そしてその下手で何度もご観劇のベテランkirabossiさんにもお礼申し上げよう。

あと5日となった「天璋院篤姫」初座長の国仲涼子さんは初舞台。出ずっぱりの、慣れぬ時代劇の所作だらけでさぞご苦労されたと思う。一体いつ食事とってるのだろうと心配にもなった。しかし、あの凛とした姿で日を追うごとに風格さえ感じさせる芝居をみせている。若さと度胸と天性のものが合体すると、こんなにも人を魅了するのか。我が初舞台とダブらせながら、嬉しい心境である。

時代劇初体験の多くの若手俳優が、悪戦苦闘して舞台に立った。自分で羽二重をしめ、衣装をつけ、
「せめて千穐楽までに自分で出来るように」演出も、僕らも厳しく言った。君達の財産になるのだから。

「水戸黄門」が終わるという。最後の牙城が崩れるか。今のうちにキチンとした時代劇を
やりたいと思うのはボクだけではないだろう。そんな時がくるように、思いだけはふくらませておこう。

# by teruhiko_saigo | 2011-07-20 19:27 | 舞台のこと

歌いたい。

ブログファンの皆様お待たせしました。博多座公演の稽古のため音楽活動を中断。新曲「オリオン急行」あとはしばし、ラジオにおまかせです。たくさんの番組でお皿回し頂き嬉しゅうございます。34年ぶりのオリコン100位チャートイン。張り合いあるじゃありませんか!この曲は時間をかけ、じっくり皆様の心に入っていけるといいなと思っております。舞台後またテレビで歌う機会も増えると思います。「オリオン急行」よろしくお願いします。
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# by teruhiko_saigo | 2011-06-28 00:29 | 音楽のこと

facebook ファンページ 作りました。

ご無沙汰でした。

日本経済を停滞させてはいけない!

被災地に思いを馳せながら、

僕らは力一杯仕事をしましょう。

稼いで消費!僕らの応援!。

facebook ファンページを作りました。
新曲「オリオン急行」PVも、ここから発信。

訪問して「いいね!」クリックして下さい。

西郷輝彦ファンページ

# by teruhiko_saigo | 2011-04-29 13:02 | 音楽のこと

「あなたに 逢いたい 」 あと四名です。

「輝羅星倶楽部」会員の皆様の所在が
少しずつ確認されていますが、
福島の 草野みさ子 さんよりご連絡がありました。 

あと三名の方の安否が確認出来ません。
引き続き情報がありましたら、よろしくお願い致します。

03-3405-0853 輝羅星倶楽部事務局 まで。


青森
「工藤 勉」さん

宮城
「平間 愛子」さん

茨城
「佐藤 みち子」さん




朝のこない夜はない

陽が昇らぬ空はない

今日という日をふみしめて

人は誰でも明日へとゆく

何があるのか空の向こうに

今は何もわからないが

進む事が生きてるしるし

夢をかけよう俺たちの明日

# by teruhiko_saigo | 2011-04-21 15:23 | その他 エッセイ

結婚。

このところ結婚式の出席で忙しい。
団塊の世代のお子さんのやや遅めの結婚ということか。

正直、葬式の方が遥かに多いけど、
ま、それは、歳の巡り合わせと言うことで…

我々の世代と比べ、この時代に家庭を作るという事の
厳しさを思うと、可哀想な気もするんだが、

僕らの父達が、戦後の瓦礫の中から立ち上がり
日本は、奇跡の復興を成し遂げた。
それを受け継いだ世代の、高度成長、GDP世界二位。
そして待ち受ける、バブル崩壊、リーマンショック、政治の停滞。

僕達の住む芸能の世界にも余波が押し寄せている。

若い人達には、あふれるような感性で行きて欲しい。
力を合わせて、自分たちの道を切り開いて欲しい。

我が娘、えみりが松田賢二さんと入籍しました。
どうか皆様、暖かく見守って下さいますように。

# by teruhiko_saigo | 2011-03-08 18:48 | その他 エッセイ

李さんの肉味噌。

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道玄坂 清香園に行かれた方は、キムチの味に驚かれる。

それは、豚足のタレや牛筋煮込みの味付けも同様だ。

キムチはその店を確実に表現する、焼き肉屋さんの原点なんだな。

大分昔だけど、オーナーの李さんは、渋谷西武のデパ地下に韓国総菜のお店を出されていた。

その”幻の”「李さんの肉味噌」が期間限定で蘇るそうだ。

博多の岩田屋さん、と聞いた。

野菜につけて良し、ご飯のお供に良し、様々な料理で活躍するだろう。

岩田屋さんで終了したら、全国に出しましょうよ、と言うくらい

旨いのだから。

どうか皆さんお楽しみに。

# by teruhiko_saigo | 2011-02-28 16:44 | うまいもん

日田天領水。

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大分県日田市でくみ上げられる天然水「日田天領水」20ℓを長い間送って頂いている。
水分補給に心がけようと、一日2ℓを目標にしているのだが、そう楽な事ではない。
しかし、この水は実に柔らかく飲みやすいので、家庭に、仕事場に、なくてはならない存在だ。

この「日田天領水」が、糖尿病に伴う、過剰な活性酸素を抑制することが、世界的な学術誌で
紹介された。活性酸素は体内のウイルス、がん細胞を殺したり、不要な物質を分解したり
するが、強い毒性があるため、過剰発生すると生体の障害となり、
さまざまな疾病を引き起こすし、老化の原因にもなっているという。

何とうれしいニュースだろう。他の臓器はそれなりにガタが来ているとは思うが、
血糖値は上がった事がない。「日田天領水」のお陰だとすれば、ありがたい話だ。
陽気もよくなるし、ウオーキングと水分補給はこれからもかかせないメニューだ。

# by teruhiko_saigo | 2011-02-27 17:48 | その他 エッセイ

"めだか"と"エビ”と"ルナ"

友人宅で見つけた水槽の中の
"めだか"
30cmもないほどのガラス鉢に
サーモンめだかや、黒めだか、透明めだか、それに統制役の
"エビ"
がいて、共食いもしなければ、実に平和なコロニーを築いている。

幼い頃小川で親しんだ
"めだか"
と違って、外国産だけど。
熱帯魚など、派手な美しさとはおよそ縁遠い、癒しがある。

1500mℓの世界を泳ぎまわる1cmほどの魚達の世界は小さく狭いけど、
彼らの優雅な泳ぎは、都会に疲れた僕らを魅了してやまない。

早速手に入れようと思うが、
怪猫「ルナ」の存在を忘れてはならないのだ。
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# by teruhiko_saigo | 2011-02-15 23:44 | その他 エッセイ

断捨離?

みぞれ降る祝日。
書斎でゴソゴソ、
今流行の”断捨離”をやらかしてみようと張り切ってみた。

ひとつ手に入れたらひとつ手放す。
物質より環境…だそうだ。
心が荒れていると部屋も散らかる…わかる。

どこに基準をおけばいいのかがわからないが、
まずは、この一年使ってないもの、触れてないものを捨てようと決意。
大事な書類関係をぼこぼこEvernoteに放り込み、捨てる。捨てる。
読み終えた書籍を段ボールに積め、遠藤書店行きだ。
書けないボールペンの何と多い事か。
使わないカセットレコーダー。8mmビデオ。Mac関係のパッケージ類。
思い切ろうぜ!思い切ろうぜ!

だが、思い出はどうする?思い出を思い切れるか?

思い切れない思い出の箱にまとめてみる。
一週間眺めて決断しよう。
思い切れなくて、倉庫に送られた物達は、きっと泣いているぜ。

こんなものが本棚の奥から出て来た。
ダーツの占い版だ。
誰からもらったか忘れたけど。
何だか嬉しくなった。
この子は思い切れない。
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# by teruhiko_saigo | 2011-02-11 14:43 | その他 エッセイ

寒いけど。

思わせぶりな好天気。あれあれ昨日も今日も雪模様。
冬眠から目覚めた亀次郎が、あわてて水槽の奥に潜り込んだ。
今週一杯は寒そうだな。

ツイッターでおしゃべりしてると、時たまお叱りの声が上がる。
「そろそろどうですか?」静かな文面の向こうの怒りを想像してみる。
なるほど。限界だな。

去年の暮れから、新曲のレコーディングを始めた。
風邪を引いたり、ノリが悪かったりを繰り返し、
昨日やっと完成した。難産だった。

まだ、情報公開出来ないので、タイトルも何も言えないけど
関係者は一様に「こりゃイケる」との声。
発売は、鯉のぼりを上げる季節かな。お楽しみに。

iPhoneに快適なヘッドフォンを手に入れた。
BOSE のmobile on-ear headset
マイクがついてて会話も出来る。
何より”音がいい”なので機嫌がいいのだ。
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# by teruhiko_saigo | 2011-02-10 21:28 | 音楽のこと

ああ結婚。

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「一度で済みゃあいいよね」
そらそうだ。あんなもの、二度も三度もつらいものだ。

当事者にしかわからないけど、
離婚というものに費やすエネルギーは、膨大なものだ。
離婚届に判を押し、ホットした瞬間に、地獄の日々が始まることもある。

ボクは二度目。再婚21年だ。
女の子が三人、下は中学二年。後十年はがんばらねばならぬ道を選んだ。

我が友、須田泰成さんが二度目の結婚式を挙げた。
大都会のオアシスのような神社で、実に厳かで和やかな式、披露宴だった。

「経堂.com」あの町を愛してやまない須田さんが、立ち上げたコミュニティー。
須田さんが積み上げた経堂の町活性化プログラムの数々。

花嫁の祐三子さんが参画して、町の人の流れが変わった。

ボクのブログもツイッターも須田さんの影響。
ファンクラブ”Kirabossi”会報 の編集もお願いしている。

人を大事にして、大事にされた人からまた新たな人脈を。
祐三子さんが加わって、経堂がますます面白くなる。

でも、もっと大事なのは「暖かい家庭を」かな。

# by teruhiko_saigo | 2011-01-11 00:30 | その他 エッセイ

札幌、恋の街?

ついに札幌に到着。博多と同じ位好きな街だ。日本のラーメンの基本は、札幌、博多だと思うけど、何れもどことなくロマンチックだよね。今日の札幌、雪は降ってないけど風が強く、さすが貫禄の寒さ。明日の札幌市教育文化会館は昼夜の公演で、局地的な大雨という予報、お客さんに影響ありませんように。二日間の札幌公演を乗り越えると、いよいよ最終地、函館が待っている。長旅もやがて終る。ああ、東京へ帰りたい。
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# by teruhiko_saigo | 2010-12-02 16:16 | 舞台のこと

このブログに感動。是非読んで!

いつも・・・カミカミロビンを
心配をしていてくれた皆さんありがとう。
ロビンは、8月頃からほとんど
ピグイン&ブログの更新をしていませんでした。
それなのに、きたよを続けてくれたり
ペタをしてくれていたみなさん
心より感謝しております。

このブログ・・・
書こうか、書くのをよそうか・・・ずいぶん迷いました。

なぜなら・・・
カミカミロビンブログは、
皆さんに喜んでもらう為
楽しんでもらう為の ブログにしておきたかったからです。
ブログヘッダーやペタ。
バナーを作ってくださったお友達のためにも
楽しく、笑えるブログにしておきたかった。

仮想の世界で、
ピグ友や、アメブロの仲間の人たちの
楽しいお話を作って
ロビンのブログを読んでくれた人たちの
ほんの息抜きになればいいと
はじめたブログだったからです・・・

でも・・・・
今回だけ、リアルな記事を書くことをお許しください。
なぜなら、
ロビンブログを読んでくれた方の中に
または、この記事の内容を聞いた人に・・・・
同じ思いをして欲しくないからです。
同じ涙を流す人を、1人でも多く減らしたかったからです。

アメンバー限定記事にするべき内容かもしれないのですが、
1人でも多くの人に、現実を知ってもらいたいので
あえて、公開記事にしました。


ロビンのことを心配してくれていたみなさん
真実を、お話しするのが遅くなってごめんなさい。

ロビンが、
ブログ更新&ピグインをできていなかった
本当の忙しかった理由を お話しします。



ロビンの妹
実の妹、たった一人のかけがえのない
可愛い妹

彼女の左の乳房に、乳ガンが見つかりました。

病気になってしまったのは仕方のないこと・・・

それよりもね。
彼女が乳がんになってしまったことより、
皆さんに伝えたい重要なことがあります。


それは・・・・

妹は、4年前から、
左の乳房に異常を感じ、
病院へ行って検査をしていました。

はじめは近所のお医者様に行っていたのです。
そこで、ガンの疑いもあると言うことで、
大学病院にかかり検査を受けるように指導を受けました。
その病院の紹介状で、ある大学病院に行っていたのですが、
その病院の評判は、「良くもなく悪くもなく」でした。
そこで、もっと良い病院はないものかと、
妹は、ある日、
ご来店いただいた、
医師をご主人に持つお得意様に、相談しました。

そのお客様と、ご主人の紹介で
某病院の有名な先生を紹介していただきました。

ネットや本などで、
乳ガンの名医として、とても有名で名前の知れた先生です。
ネットでは、いろんな良い情報で検索をしても、
必ず上位10位以内に、名前の出てきます。
乳ガンで有名な病院と、名医と呼ばれている先生だから
ネット検索などでも、評判の良いということで出てくるのです。

妹は、この某病院と先生を紹介していただいたおかげで、
これで、身体のことを心配しないで済む。
誰もが、認めている先生だからと
安心して先生にお任せすることができたようです。

その先生の、
はじめの診断は、良性の腫瘍ということでした。

良性の腫瘍でも
いつ悪性になるかもしれないのが
悪性ガンという知識くらいは持っていました。

当然、そのまま放置することなく
この4年間の間、
3か月~半年に1度の検診は、欠かしていません。
何度・・・数少ない休日を、通院に費やしたことでしょう。

その間に
妹自身、乳房にしこりのようなものを感じ
医師に訴えました。

医師の結論は、触診と以前の検査結果を見るだけで、
「良性の腫瘍ですので、心配はありません」

その後、乳首から微量ですが
血と膿のようなものが出てきたそうです。
その後も、何度か、医師に伝えました。

先生の診断は、触診と以前の検査結果の判断のみで、
「良性の腫瘍ですので、心配はありません」
とのことで、大した検査はしないまま・・・・・

妹に言わせると・・・・
この時点で・・・・検査しなくてもわかるのかな?
と思ったそうですが…
お得意様の紹介と言うことで、遠慮して強く言えなかったようです。

妹は私とは全然正反対の性格。
とても思いやりのある、心優しい子です。
疑問はあったものの
「お客様やご紹介いただいたご主人のお医者様にも悪いし」と、
お客様の顔、立場を気遣い
「有名な乳がんの名医だから大丈夫だろう・・・」
思っていたようです・・・

この頃には、すでに
はじめての検査から2年が経っていました。
しこりが大きくなってきたのを
実感した妹は、もちろん3か月~半年に1度の検診を続けました。
もちろん検査結果は、いつもと同じ。

私は、
昨年、セカンドオピニオンをすすめました。
しかし・・・・妹は
「お客様&ご主人様に失礼だから・・・・」
と言って、行かなかったのです。
この時、私が妹に強く言って
無理やりにでも、セカンドオピニオンに
連れて行かなかったのだろうと、悔やんでも悔やみきれません。



いままで、1年間に3~5回の病院での検診
これを3年半続けてきた。


2010年2月の検診の日
妹は、乳首からの出血をまた訴えた。
妹が
担当医師に言われた言葉は
驚くべき言葉。

「市や区でやっている乳ガン検診で、
   引っかかったら来てください」

さんざん、
医師の元での検査を求めて
数少ない休日を検診に使っていたのに、
毎度、検診料&診察料を払って
通院していたのは、なんだったんだ!

妹は、
怒り狂う私をなだめながら
7月末に区でやっている検診へ行った。

もちろん、区の乳ガン検診の診断結果は、
「早急に医師の元で乳がんの検査を受けてください」

そこで、
8月に某病院へ行き再診。
医師に、区の検査結果を伝える。

医師、急いでカルテを見直し、
慌てた様子を見せたそうだ。

そこで初めて、乳がんの検査らしい検査の予約を取り始めた。
採尿・採血からマンモグラフィ、超音波、などなど・・・・
乳がん検査に必要なすべての検査の予約。

今更かよ!!!!



8月末日に、医師より 聞かされた検査結果

悪性乳ガンにより
 左の乳房全摘出


ガンは2個あり
1つは、6cmのも及ぶ大きなものなので
10日後に手術します! (医師の言葉)


こんなこと!!!あり得るか!!!!


さんざん、異常を訴えながら
4年も通院していたのに、
最後は区の検査結果に驚いて、
やっと検査
そして・・・全摘出

おまえそれでも医者か!!!!

6cmの悪性ガンに育てたのは
おまえじゃないか!!!!!

なぜ、今まで患者の声に
耳を傾けなかった!!!!

まるで証拠隠滅でもするかのような
早過ぎる手術の日程。

納得いかない私は
この、2ヶ月間
自分にできる全てのことをしてきました。

もちろん、病院を癌研に変えて
セカンドオピニオンを依頼。
すべて再検査してもらいました。
その他にも、乳ガンで有名な病院にも、2か所いきました。

全ての病院での検査結果は

悪性乳ガンにより
 左の乳房全摘出


どこの病院でも、検査結果は同じ。
6cmというガンは
大きすぎるのだ!!!!
乳房の温存治療は無理な大きさだと言われた。

当然、この医師を訴えようと
色々なところへと相談へと出向きました。


そこで私は、その病院に勤める乳腺科の看護師と仲良くなった。
看護師は、我々姉妹に同情してくれて
情報を教えてくれたのだ。

彼女が、教えてくれた内容は、
驚くべきものだった。

あの先生は、カルテの一番上に書かれている
病名を見て、患者を選んでいるんです。

有名な先生だけに、頼ってくる患者の数も莫大なんです。
だから、先生にとって
全ての患者1人1人を見ることはできないんでしょうね。

重病患者だけを、カルテの内容を再確認し、
ちゃんと診察をしているんです。
その重病患者が、その先生の元で回復すれば
名声があがるからなんです。
過去もそうやって、名前を上げてきたのです。

妹さんは、はじめに検査した時は
(4年前に初めて、その医師を訪ねた時)
良性の腫瘍だったので、
カルテの一番初めの日時に、良性腫瘍と書かれていたので、
その次の、ページはめくっていないのでしょう。
めくってさえいれば、必ず再検査が行われていたはずです。


                   ・・・・・看護師さんより
                  (某病院の看護師さんありがとう)

妹のガンは
医師の怠慢によるものだった!!!!

完璧な医療ミスじゃないか!!!


この話を聞き
私は、どれだけ医師を恨んだことでしょう。
どれほど、怒り狂ったことでしょう。

某病院と医師を訴えるために
弁護士・司法書士・医療裁判経験者・医療裁判専門相談室 etc・・・
様々なところを訪ねた。

そして・・・
専門知識のある人たちの意見は全て

医療裁判を個人で争って勝った例はほとんどない。
お金が莫大にかかって泣き寝入りをするだけ。
勝てない裁判と分かっているので、腕のある弁護士は
断るケースが多い。


患者が死んでいないので、まず勝てないでしょう。
例え患者が、死んでも、個人の戦いでは、
なかなか勝てないのが、現状です。

医療裁判に使う資料を判断するのも 医師。

その医師が、有名な先生なら尚更、その検査結果に
反論する結果を出してくれる医師は少ないでしょう。


多くの医療裁判を知っている人たちの見解だ。





もちろん、
警察にも相談した。

患者が死んでいないと、被害届けで終わるか、
起訴できないことが多い。
と言われた。

妹が手遅れで死ねば、
その医師を訴えることができると言うのか????

「警察は弱者の味方にはならないのか!」と
騒ぎ立ててみた。
「警察が守ってくれないなら、自分でやる!」
「ネットで固有名詞を出して、炎上させてやる!」と、
怒りをあらわにしてやったが・・・・

「そんなことをすれば、我々警察は、あなたを逮捕しなければならない」
「それは、我々警察にとっても大変つらい結果になるので、やめてください」
と言われた。

妹の顔が浮かんだ。

そんなことをしても、その医師は
平然と医者を続けていく。
苦しむのは、妹だけだ・・・
私が逮捕でもされたら、妹がさらに泣くことになる・・・
妹を悲しませたくはない・・・・

我々、一般人は 何もできないのか・・・

ピンクリボン活動。
私や妹のように、医療ミス・医師の怠慢により
苦しんだ患者や家族、遺族が集まる会があるらしい。
ロビンもこのような会での、ボランティア活動を考えています。

でもね。
その前に

このカミカミロビンのブログを読んでくれている人たちに
知ってもらいたいの。
医療の現状。

もちろん、このような医師のような人ばかりじゃないことは
わかっている。
寝ないで頑張っているお医者様も たくさんいるはず。
大半のお医者様はそうでしょう。
でも・・・・
中には、妹の担当医師のような医師もいるのだ。

ロビンは、このブログを読んでくれた方々に言いたい。

ネットでの評判だけを、鵜呑みにしないでください。
本やTVに出ているからって、良い病院、優れた医者と
決めつけないでください。

もしも、あなたや あなたの家族が
大きな病気になったり、疑いがあったら
1つの病院・1人の医師に頼らないでください。
どんなに、紹介者に借りを作ることになっても、
どんなに、紹介者の顔をつぶす結果になっても、
必ず、いくつかの病院で検査を受けてください。

そして、あなたやあなたの家族が
心から信頼できる医師を探してください。


もし、
お医者様が、この記事を読んでくれていたら、
(失礼ではありますが、言わせてください。)
あなたはこんな過ちを犯さないと信じています。
もし、あなたの周りに、こんな医師が居たら
正しい道へと、導いてください。

もしも、この記事を読んでいただいてる人の中に、
医療関係者の人が居て、あなたの勤務先で
このようなことが、起きているとしたら
勇気を持って内部告発をして下さい。



そして、ロビンから
もし・・・贅沢なお願いすることが許されるのなら


このブログ記事のリンクを、貼っていただけないでしょうか?
この記事をコピーして
ご自分のブログに、貼っていただいても構いません。

現実に、起こっている事実として、社会に広めて
いかれたらと考えているのです。
なぜなら・・・・
1人でも多くの人に、
現実の医療の実態を、知ってもらいたいのです。
同じ思いをする人を、もう見たくないのです。

1人でも多くの犠牲者を出さないために
ご協力いただける方を求めています。



最後まで、読んでくれてありがとう。

※このブログを読んで
気分を害した、真面目に働いている医療関係者の方がいたら、
ごめんなさい。



PS,
ロビンは、もうしばらく
妹のために時間を使いたいと思っています。
なので・・・・
ピグイン&ブログの更新できないかもしれません。

元気で素敵な皆さんに会える日を楽しみに
負けずに頑張りますので、
ロビンのことは、
元気でいるから心配しないでね。


そして、
手術をしてしまったら
悲しすぎて言えなくなってしまうから
一度だけ言わせてください。

妹の乳房を
返せ!!!!


# by teruhiko_saigo | 2010-11-21 18:15 | その他 エッセイ

思い出すのは…

北海道!旭川で撮った「シロクマ園長」以来だ。

晴れているから、ぞくっとする程の寒さは感じないけど、北の貫禄は充分。

次は帯広ですよ。帯広っていやあ「ぽっかやシリーズ」の第一話。

ラストシーンを防波堤で撮っていたら吹雪になって、そのうち内海の波の高さが尋常じゃなくなって来た。誰も中止して戻ろううとは言わない。

犯人の青年との長セリフも、ここまで気が張ってたら、トチリなし。

不思議な力が出るんだな。

万一の場合は、靴だけ脱いで内海に飛び込もう…と、セリフ言いながら、そんな事も考えた。

今回、そんな心配は皆無。暖房入りの暖かいホールで「華々しき一族」

北海道の皆さん。来てちょーだいね。
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# by teruhiko_saigo | 2010-11-21 10:55 | 舞台のこと

iPhoneから投稿!

Excite blog が、ついにやってくれました!
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# by teruhiko_saigo | 2010-11-14 16:02 | その他 エッセイ

若尾さん素敵。

先日「華々しき一族」で共演させていただいている若尾文子さんが、お誕生日を迎えられた。

松村雄基君達と呑んだ時に、終演後ケーキを用意してお祝いしようと話していたのだが、
目出たくもないから勘弁してと、ご本人。それぞれが無言の笑顔で祝意を表した。

さて当日の終演後、楽屋に呼ばれてみると、ワインが用意されている。
「みんなの気持ちありがとう」そんなような事を言われて、ささやかに乾杯。素敵だな若尾さんて。

そんな若尾さんが山場を前にした岩手〜北海道18日間の旅。
寒さに向かう中で、お元気に千穐楽を迎えられますようにと、こちらも身が引き締まる。

# by teruhiko_saigo | 2010-11-14 15:26 | 舞台のこと

ドリームクルーザー。

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ホテルの玄関に駐車しているディズニーのドリームクルーザー。
クリスマスウイッシーズのキャンペーンか。

中日劇場「最後の忠臣蔵」千穐楽を終え、ふと思い出したホテル出発時のワンショット。

そう言えば、次女がディズニーランドに…行ってるんだ。
誰と行ってるのか?何時に帰るのか?うるさいね。父親は。

お父さんは使い物にならない明日を過ごし、
明後日から若尾文子さんのご主人”鉄風さん”になる。

十二月になって落ち着いたら、
そろそろ、お父さんもディズニーランド行きたいな。

# by teruhiko_saigo | 2010-10-27 00:36 | その他 エッセイ

もし、朝5時に…

朝5時

携帯が無い!

慌てて飛び起きた。
夕べ、最後に行った店は?
タクシーに乗ったんだっけ?
部屋のどこかに…探せ

                  探せ  探せ   探せ
                  探す  探す   探す
                  無い  無い   無い    無いよ

電話する。
携帯に…それがいい。
部屋からゼロ発信。
呼んでる…ツルーッ…ツルーッ…ツルーッ
この部屋じゃない。
どこなんだ?
あらっ「もしもし」出た!誰か出た。
「もしもし」…「どなたさん?」
「あの、携帯なくしたんですけど」
「だから?」「それって」「はい?」
「ボクのだと思うんですけど」「はい?」
「今日、どこかに忘ちゃったんですよ」
「だから?」「悪いけど、それボクの携帯」
「何言ってんですかあなた?」「どこで拾ったんです?」
「拾っちゃいませんよ」「おかしいな…失礼」切った。

そんな事ってあるだろうか?
自分の番号に他人が出るなんて

「もしもし」「何です一体?」「あなた嘘ついてないですよね!」
「私はね、もう十年もこれ使ってるんですよ」「…そうですか」

切ってはみたものの、疑念は晴れない。
もう一度部屋を探す、死に物狂いで探す。
無い、どこにも無い。

俺の人生、iPhone に頼り過ぎてないか?
まあいいや、明日なんとかしよう。
反省しつゝ、ベッドに潜り込む。
ん!?
何だこれ!?
右手に触れた物。

            iPhone!? 

            iPhone!?

じゃあ、電話に出たのは?
○○○-○○○○-○○○○

              それ!?昔の番号
               前の番号にかけたんだ!?

それにしても、明方5時に電話に出て
理不尽ないいがかりに怒りもせず応対してくれた
○○○-○○○○-○○○○の持ち主は
何と心の広い人だろう。

お礼を言わなければ。
普通の時間に。

# by teruhiko_saigo | 2010-10-21 09:57 | その他 エッセイ

中日を過ぎて。

ちゃんと出来ているのか心もとないけど、中日は来るもんだ。きっとこの倍の速さで
千穐楽も来るに違いない。

初演の明治座で帯状疱疹にかかり、えらく痛い思いをした。メイクして、羽二重を
かぶっているものだから治りは遅いし、閉口した。でも今では全く痛みはないのだが、
実は、まだ同じ場所に、それは「いる」うすーい神経が微かに「いる」

経験者によれば、それは三年位居座るそうだ。生活の中では殆んど忘れているけど、
時々、何かの拍子に「ん?」と来て、悪夢がよみがえることがある。
だから今月はロックを水割りにした。次の日に残らないようにし、
12時にはホテルに帰り7時間睡眠を心がけている。

今月は貸切が14回。小団体もあったりして、ファンの皆様にご不自由を
おかけしたけど、このご時世、客席が賑わう事が一番の喜び。
劇場の営業さんの並々ならぬ努力の結晶と頭が下がる。

あと15回舞台に立つ。お客様が熱い思いで劇場を後にされるよう。
もう一度身を引き締める。

ロックを水割りにして。

# by teruhiko_saigo | 2010-10-17 18:25 | 舞台のこと

秋…到来

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九月半ば過ぎても、いっこうに衰えをみせない刺すような日差し。
そんな日に届いた小包。開けてみれば「毬栗」思えばそんな季節。

今朝、轟く雷の響きで目覚めた。
嵐が去り、そぼ降る雨に、待ちこがれた秋を感じる。

「栗ごはん食べたい」

毬栗の送り主は、親友の陶芸家、塚本治彦氏。ボクの師 李康則先生の先生である。
年、何回か開かれる個展には出来るだけ顔を出しているが、その土に向かう情熱と
伝統を守りながらの斬新さに、いつも度肝をぬかされる。

今日から29日まで、池袋東武6F美術画廊で「白と黒の世界展」が催される。
是非、その目で確かめて下さい。

# by teruhiko_saigo | 2010-09-23 14:25 | その他 エッセイ

17歳。

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17歳は、17才の方がスッキリする。
63は、63歳の方がどっしりする。

二番目の娘の誕生日だ。高校二年生。人並みに将来の事やら人間関係やら、
迷い、悩んでいるらしい。

17才はボクがデビューした年だ。9月までに5枚のレコードが発売された。
何が何だか分からぬうちに「こっちへ行け、これ歌え」

眠る間も考える間もなく毎日が過ぎて行ったので、この頃の記憶はかなり曖昧だ。
大げさに言うのは嫌いだが、まあまあ壮絶な青春だった。

娘がスポーツ部のマネージャーをやると言い出したときは正直驚いた。
マネージャーをつける方じゃないかと思っていたし、その方面の稽古ごとも
していたからだ。

「そのうち音をあげるさ」

そんな家族の予想を裏切って、この炎天下、娘は毎日がんばっている。
もしかすると自分は人を世話する方じゃないか?そう目覚めたのかもしれない。

疲れ果てて帰宅し、ソファで眠りこけている姿は、まだまだ少女だが
そろそろ自分の人生を切り開いて欲しい。
マネージャーであろうと、芸事に打ち込もうと、悔いのないように。

おめでとう。いい誕生日だね。

# by teruhiko_saigo | 2010-09-12 23:07 | その他 エッセイ

君と過ごした八月の終わり…

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予定より早く仕事が終わり、帰宅すると、
静まり返った我が家に家族の気配がない。

「みんな出掛けるって言ってたな」

靴を脱ぎかけると…

「おお、君が留守番か」

ゴロンと寝転んで、遊ぼ態勢。

「疲れてんだ、ちょっと休ましてよ」

バッグを放り、ソファに倒れ込む。
仕事のあれこれを思い出していると、
もの欲しそうな表情で、グルグルと体をすりつけて来る。

「しょうがないヤツだな、ほれゴロンしろ」

蛇みたいにトグロ巻く猫なんて見た事がない…

腹をこすってやると、最初は気持良さげにうっとりしているが
次第に凶暴なけものの様な目になり、ついにはひと噛みして逃げて行く(もちろん甘噛みなんだが)

それが、多分一日一回はやる、ボクとLUNAの儀式のようなものだ。

そしてボクは、ニヒルで下品な笑みを浮かべると、おもむろにソファの腰掛けの部分をひっぱがし、そこに格納された数種類の道具を眺める。

飽き性のLUNAは、一つの道具をニ日と遊んでくれない。

二日続けて同じ道具を使おうものなら、
冷めた猫目でソッポを向き、顔中口になるような大あくびをする。

最近ではお外のとんぼや蝶々がお気に入りで、いきなり飛び付いては
硝子にぶつかり、涙声で呻いている。そんなお茶目なLUNAもいいのだが、道具には金がかかっているのだ。君の喜ぶ姿を想像するだけで嬉しくなる、LUNA思いのボクの身にもなって欲しい。

色とりどりの道具の中から、ついこの間ガーデンアイランドで買い求めた、
最新鋭の、金の玉が三つも組み込まれた収縮式フワフワ黄色羽を取り出すと、
LUNAの部屋へと向かう。

部屋を出て、大理石の床で腹を冷やしていたLUNAは、ボクの訪問を
喜ぶでもなく、と言って追い返すでもなく無視をきめこむのは、彼の常套手段。

「ほーれ、新作だ、ふっふっふっふっ」

後ろ手に隠し持っていた収縮式フワフワ黄色羽を、ゆっくりと廻しながら見え隠れさせる。
最も熟練のテクニックが要求される場面だ。

「どうだ?いいだろそそるか、ええ?」

じっと見つめてはいるのだがLUNAは飛びかかる気配がない。

「じゃあ、これならどうだ?」

ドアを殆んど閉め、わずかな隙間を、あたかもフワフワ黄色羽が生きているような動きをつける。
これぞ最高峰の名人芸なのだが、LUNAは尚も動く気配がない。

「何だい、そう来るかい。もういい…」

落胆の顔で、黄色羽を床にズルズル滑らせながら、廊下を戻って行く。曲りかけたその時、
ドアの隙間からLUNAが顔を覗かせた。

動くと、動く。止まると、止まる。これって殆んど「だるまさんが転んだ」状態だ。そんな猫、
YouTubeで見たぞ。

しばらく睨み合った後、LUNAが突然すっ飛んで来た。

「そう来なくちゃ!」

床をジグザグねずみ!
ソファの背を忍者屋根渡り!
マッサージ機の頂上から谷底へひよどり越え!

手を変え品を変えての壮絶な闘いを繰り広げること二分…そう…いつも測ったように、二分でLUNA の動きが止まる…愚かな己れの姿に気づいた、落胆のポーズなのか、
うつ向いて淋しげな表情を見せると、また大あくびをかまし、静かに去って行く。

「なんだい、これだけかよ?」

これじゃまるで"構想10年、撮影1日"みたいな世界じゃないか。
まあいいや。わずか二分でも、ボクとLUNAが共有する感性は、
永遠の絆となって、大空をも翔るだろう。

「物心ついたらこの家にいた」とLUNAは言った。

まだ見ぬ親を思うでもなく、父はボクと信じている。そうである限り、
冷めた猫目でソッポを向かれても、顔中口になる大あくびをされても、

ボクが怒りを覚える事はないだろう。

そしていつか、
ジグザグねずみやひよどり越え、ウルトラバンジーを
一日中、思う存分闘かえる日が来るかもしれない。

その日のために、今日もボクはテクニックを磨く事を怠らないのだ。

Luna …You Are My Destiny

# by teruhiko_saigo | 2010-09-02 14:00 | その他 エッセイ

夢のステージ…

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入念なリハーサルを重ねても、本番ギリギリまで決めかねるセットリスト。
「ちょっと待って、まだ決定しないで」
ステージ終了後のイベントも控えているので、終了時間を遅らせる事は出来ない。
「あそこの流れ、気になるなあ」
スタッフと、曲をあっちへやったりこっちへ動かしたり…
「よし、4曲カット」

出番まで2時間以上ある。広い控え室で一人。声出してみたり、音聴いてみたり。
食べようかな…いや、つっかえるのやだ。お煎餅とクッキーで我慢しよう。
友達が来る。話し込んでいる。心は上の空。頭の中を音が廻る。

ドラムのソロからイントロへ…二歩三歩リズムに絡んで歩くと、いつか客席と一体。
まだ、体のどこかに、ヴォーカリストが残ってるんだな。

LIVE ACT…回を重ねる毎に緊張と期待が膨らんで行く。
達成感と反省が交差する中で、もう次を思い描いている。
バンド、スタッフ、お客様。
この三セットなしには成り立たない、夢のステージ。

まずは、感謝の心…そして次回へ。

# by teruhiko_saigo | 2010-08-23 00:01 | コンサート情報

ルナとなにわのライブ。

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うちのルナ君、娘達のヘアーバンド?でいいの?太いゴム。あれを食い散らかすんです。口からちょこっと出てるから引っ張ったら、長いのが出て来た。

そう言えばここんとこ食欲ないし、精彩(?)もないから、お医者さんに連れて行った。
こんな移動ボックスに入れられて、聞いた事ないような声で鳴いた「ニャーゴワー」

人間がさわったりしたものを口に入れたがる習性があるんだそうで、内臓との間に入ると
動かなくなるというから、手術しか方法はない。えらいこっちゃですがな。二、三日、食欲と、排泄のバランスを見る事に。

さて、今日中に大阪入りしますぞ。

大阪での初のライブ。なにわは独特のノリがあるから楽しみ、年齢層も激しいやろし。
大阪で何かあると、何とかして前日に入りますな。晩飯食いたいからね。旨いもんを。

家出して大阪行ってから40年。第二の故郷は熱く迎えてくれるかな?
いいライブにしたいね…。

まずは…何食べよ?…。

# by teruhiko_saigo | 2010-08-20 13:03 | その他 エッセイ