
「どてらい男」稽古が始まった。
29年ぶりの時間差を物語るべく資料も乏しく、亡くなられた方々も多い、
それでも極力ネイティブ大阪弁の方々に出て頂いて
東京、赤坂の稽古場は大阪、立売堀そのもの。
過去の3部作を一本にまとめる荒技を
当時、花登先生の演出補をされていた
中畑八郎さんが脚色演出として腕をふるって下さっている。
顔合わせ、本読み終えて、今日から立ち稽古。
顔合わせというのは、松竹の重役さん、劇場支配人、演出家
出演者代表が挨拶し、古式にのっとて手打ち、
役どころの出演者を一人ずつ拍手で紹介する儀式のようなもの。
良き松竹の歴史。思わず身が引き締まる。
あこがれの高級マンションを買うた建築業者から
大正生まれの大阪商人へ
言葉と年齢の壁をどう乗り越えるか?
日夜戦うとります。
十月の京都は食も気候も最高の月。
ついででもええから是非足運んで欲しい。
間もなく、
”西郷百歌店”にて
稽古場風景など動画配信などありよ。