
浅田次郎さんを見つけるとつい手が伸びる。なんだ十月に出てたのか。
「月下の恋人は」短編が11作。男と女の不思議な出会いや別れが
浅田さんの得意技でファンタジックに味付けされ、
最後の一ページでしっかりと唸らせてくれる。
巻頭の”情夜”の青山えり子は最後の一言声だけの出演だが
思わず本をひっくり返して顔を覗きたい衝動に駆られたのは僕だけか。
”告白”の梓とマッチョな父
”忘れじの宿”の忘(ぼう)の壷
”回転扉”の謎の紳士
”月下の恋人”の海に浮かぶ二つの頭
そして”冬の旅”の少年は作者自身なのか…。
群馬、長野の旅で楽しみましたぞ。
長野県民文化会館の楽屋から送るけど
カメラとパソコン繋ぐケーブル忘れて写真アップ出来ない。
すまん帰ってからね。